ゾンビ勝った方が泣けるのが受験。

文系のためのゾンビ入門

前回、護より好きかと詩保に尋ねて寝てしまった誠。

詩保に気を遣ってか昨晩のことを覚えていないフリをします。

ホッとする詩保ですが、

ミツから「そんなの気ィつかって忘れたフリしてるに決まってんじゃん」

と厳しいツッコミを入れられます。

「結局どっちが好きなの？」とミツにも質問されますが、

「そんなの比べるような事じゃ・・」と言葉に詰まる詩保。

ミツと分かれてから「2人とも大好き?」

とか言っちゃえるキャラに生まれたかった・・と思いながらトボトボ歩く詩保。

学校でアサミから、こないだ迷惑掛けた&お世話になったお礼に、アサミ母からの限定フルーツケーキを受け取る誠。

無事にアサミの実父に逢ったと報告を受けます。

それには興味を示さない誠にですが、限定フルーツケーキには興味津々！

帰って詩保と食べることにします。

そこでアサミが死んだと聞かされていた父親に逢えた話もします。

その流れで、

「もし死んだ人が生き返ったらどうする？」と質問する誠。

それに対してゾンビマニアの詩保は「私もゾンビにしてもらう！」と目を輝かせて答えます。

「じゃなくて護が生き返ったらどうする？」と確信を付いた質問をし直す誠。

詩保は「護さんがゾンビ化したら最強無敵だよ！秒殺で全人類ゾンビ化されちゃう！」

とさらに興奮して答えます。

1人でお風呂に入りながら、もし護が生き返ったらと考える詩保。

もう一度に逢えたらーー

変わらないあの頃のまま

護さんがいて

誠くんもいる

ずっとこのまま

あの頃と違って大きくなった誠の姿を思い浮かべ、ハッとする詩保。

「詩保さん」

誠の声で目覚める詩保。
うたた寝をしていたみたいです。

「・・昨日の質問の答・・なんだけど」と切り出す詩保。

「ーー私　護さんが1番好き」

「ーーだとずっと思ってた」

「思っていたかった・・！」

出逢った瞬間好きになった

最初で最後の恋

護さんがいなくなっても

この気持ちだけは消えないと

ずっと続いて行くと

思っていたかったと、詩保は誠に伝えます。

誰よりも1番好きな人

やっと想いが通じ合った二人はキスをします。

少ししてからソファーて二人で居る時に、照れながら詩保は

「・・誠くんてキス上手いよね」と。

「そう？だとしたら詩保さんが上手いからじゃない？詩保さん以外とした事ないし」と答える誠。

10歳の時に、酔っている詩保にファーストキスを奪われた話をする誠に、平謝りする詩保。

冗談じゃなく誠くんの『初めて』全部奪ってる！？

と青くなった詩保は、

「誠くんってもしかして・・・したことない？・・とか」と聞きますが、

誠は即答で「あるよ」と意外な答えを返してきます。

「え・・？」と戸惑う詩保。

「詩保さんとした」

「2年前詩保さんは忘れてるけど・・」

『あの夜』のことをついに告白し誠。

2人はどうなるのでしょうか！？